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大学生の始め方

"何か"を始めたい大学生に向けて、様々なことの"始め方"を紹介していきます。

ウイスキーの始め方(飲み方編)

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photo credit: Edinburgh - Scotch Whisky Experience via photopin (license)

 

街中の薄暗いバーの片隅でグラス片手にウイスキーを傾ける......

映画で誰もが一度は観たことのあるシーンでしょう。大学での飲み会も楽しいものですが、こういうお酒の楽しみ方もしてみたいという方は多いと思います。「でも、ウイスキーの頼み方とか分からないし!」という人に向けて、ここでは有名な飲み方から紹介していきます。

 

そもそもウイスキーって?

そのまえにまずそもそもウイスキーってなんでしょうか?

ウイスキーとは一般に「主に大麦などの穀類を原料として発酵・蒸留させた後に樽で熟成させてできるお酒」のことを指します。ちなみにごく簡単に言うと、発酵させただけのお酒は醸造酒(ビール・ワイン・日本酒など)と呼ばれ、そこからさらに蒸留させたお酒は蒸留酒(ウイスキー・ブランデー・焼酎など)と呼ばれます。ウイスキーの味や香りは原料とする穀類、樽の木材の種類などで決まります。ウイスキーの分類は次回の「ウイスキーの始め方(種類編)」で紹介予定です。

飲み方

どの飲み方にも一長一短あり、ウイスキー愛飲家の間でもよく意見が分かれます。そこでここでは各々の飲み方の特徴を述べるにとどめておきます。

1. ストレート(ニート

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まずは基本のストレート。口がちょっとすぼんだグラスで飲むと香りがよく開きます。ちゃんとしたお店に行くと「ニート」と言ったりもします。バーなんかでストレートを頼むと「チェイサー」といって常温の天然水や炭酸水が一緒に出てきます。ストレートを本当に楽しむならこのチェイサーとウイスキーを交互に飲みましょう。どれだけウイスキーを飲みなれている人でもストレートだけを飲み続けると舌が痺れて味がわからなくなってしまうからです。またこのチェイサーには、必要以上に酔いすぎないようにする効果とウイスキーの香りを口の中で広げる効果があります。最初のうちはアルコール感が強くて飲めないかもしれませんが、慣れてきたらストレートで飲んでみるとウイスキーの楽しみ方の幅が広がるでしょう。

2. ロック

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ロックアイスにウイスキーを注ぐ飲み方です。氷が少し溶けることで味がまろやかになり、よく冷えることでアルコール感が弱まるので飲みやすくなります。それでも飲みにくいという人はチェイサーを頼んでも全然OKです。氷は溶けすぎないことが重要なので自宅で飲むときは自家製の氷ではなく必ずロックアイスを使いましょう。コンビニなどでも売っています。良いお店に行くとさらに溶けにくくするためにアイスピックで氷を球状に削ったりもします。また、ロックは見た目の美しさやカランという氷の音色など、視覚や聴覚でも楽しめます。一方冷えることでどうしても香りが閉じてしまうという欠点もあります。

3. トワイスアップ

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出典: https://talisker-online.jp/life_with_talisker/page.php?p=3&age_gate=true

ウイスキーと常温の水を1対1で割る飲み方です。ウイスキー最大の特徴と言える香りが開きやすくなるため、テイスティングに最適な飲み方と言われています。友達と一緒に飲みに行ったときこれを頼むと通っぽく見せられるでしょう笑(安いお店だと注文が伝わらなかったりしますが... )。

4. 水割り

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グラスに氷を入れた後、ウイスキーと水を1対1で割る飲み方です。ウイスキーというとあまり食事中に飲まないイメージがありますが、水割りはウイスキーの癖が抑えられるため食事とも合わせやすいです。有名な飲み方ですが実は日本独自のものです。

5. ハイボール

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ハイボールの本来の定義は「蒸留酒を炭酸飲料で割ったカクテル」ですが、日本ではウイスキーを炭酸飲料で割ったものを指すことがほとんどです。居酒屋のメニューなんかに書かれている「〜ハイ」はコレです。この飲み方は日本でウイスキーがあまり浸透していなかった時期にサントリーが『食事に合うウイスキー』として角瓶とともに広めた飲み方です。サントリーの目論見通りいまやハイボールは飲み会でのメジャーな飲み方になっています。実際アルコールの食欲増進効果が炭酸でさらに高まり、ついつい唐揚げなんかに箸が伸びてしまいます笑。

6. ミスト

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出典: http://www.nikka.com/mailnews/column/no16.html

氷を砕いたクラッシュアイスをグラスいっぱいに入れ、そこにウイスキーを注ぐ飲み方です。グラスが冷やされ表面に水滴が付く様が霧のように見えるためこの名前が付きました。ロックと同じように味がまろやかになりアルコール感が抑えられるので飲みやすくなる一方、氷の表面積が大きくなるので注意しないと氷がどんどん溶けていってしまいます。ミストは視覚的にも涼しげで綺麗なので、夏に試してみたい飲み方です。スライスレモンなんかを浮かべるのもいいですね。

 

以上が有名な6通りの飲み方になります。同じウイスキーでも飲み方ひとつでがらっと印象が変わるので色々試してみるといいでしょう。中には「飲み方はストレートしか認めない!」と他人に強要する人もいますが、自分が美味しいと思う飲み方で飲むのが一番ですし、愉しみ方の幅も広がります。僕も以前友人とバーに行ったときストレートかロックでしか飲んだことのなかったバランタイン12年をジンジャーハイで飲んでみてまた違った美味しさに驚いたことがあります(学生の身分にしては贅沢な飲み方ですが......笑)。ひとつの飲み方に縛られず、自分の舌と鼻で研究してみるというのもウイスキーの楽しみのひとつです。